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Misskeyでwasabi(object storage)を使用する方法(非推奨)

公開日: 2023/3/19
Misskey objectstorage

前提

Misskey v12以上の解説となります。

Wasabiのアカウントの登録は済んでいる前提で始めます。

無料版ではある時点で躓くので不可能です。

追記 2023/06/25

現在wasabiではpubilc accessが使えないようです。

どうしてもwasabiを使いたい方はこちらののえる様の記事を読むことを推奨します。

https://blog.noellabo.jp/entry/wasabi-public-access

wasabi以外でもいいよ!という方はCloudflare R2 Storageがおすすめです(あまりにも破格なので)

https://nanasi-apps.xyz/r2-misskey

本題

バケットの作成

まずDashboardにアクセスして、CREATE BUCKETを選択します。

そうしたら下の画像のようなものが出るので進めてください。

Notion image

リージョンはTokyoリージョンかOsakaリージョンをお勧めします。

入力をしたらCREATE BUCKETを押してバケットを作成します。

バケットを生成したら⁝を押してSettingsを押してください。

Notion image

Public Access Override を押して Turn on override をオンにして Enable Public Access を押して警告が出てきますが OK を押してよいです。

これで設定は終わりです。

尚筆者は無料版で試していたためこのように言われ写真が撮れませんでした()

Notion image

Access Keysの作成

左のメニューにある Access Keysを選択して CREATE NEW ACCESS KEY を押してください。

Notion image

このような画面になるので Root User を選択し、CREATEを押してください。

Notion image

そうしたらaccess keyが出てくるのでメモって Secret Key : Show を押して Secret Keyもメモって下さい。

Notion image

Nginxの設定(推奨)

もしs3ストレージを移行するということになった場合少々面倒になるのでやっておくことを推奨します。

debianの場合を説明します。

nano /etc/nginx/conf.d/wasabi.conf

というコマンドを実行し、

server {
 listen 80;
 server_name media.example.com;
 ignore_invalid_headers off;
 proxy_buffering off;
 location / {
   proxy_pass http://localhost:9000;
 }
}

server_nameを自分の使いたい感じのドメインにして

proxy_passのところのurlを

Tokyo リージョンを選んだ方は https://s3.ap-northeast-1.wasabisys.com/<BucketName>

Osakaリージョンを選んだ方は https://s3.ap-northeast-2.wasabisys.com/<BucketName>

にして

sudo systemctl restart nginx

をしてください。

Misskey側の設定

コントロールパネル -> オブジェクトストレージと進んでください。

オブジェクトストレージを使用をオンにして、

Base URLはnginxを設定した場合は、自分の設定したものにしてしていない方で

Tokyo リージョンを選んだ方は https://s3.ap-northeast-1.wasabisys.com/<BucketName>

Osakaリージョンを選んだ方は https://s3.ap-northeast-2.wasabisys.com/<BucketName>

としてください。

Bucket にはBucket Nameを入れてください。

Prefix は空白

Endpoint は

Tokyo リージョンを選んだ方は s3.ap-northeast-1.wasabisys.com

Osakaリージョンを選んだ方は s3.ap-northeast-2.wasabisys.com

Regionも空白

Access key と Secret keyはさっきめもったやつを入力してください。

SSLを使用する、Proxyを利用する、アップロード時に’public-read’を設定する、s3ForcePathStyleはオンにしてください。

下記の画像のようになればよいとされています()

Notion image

これで、画像をuploadすることができて、しっかり画像を読み込めれば成功です。